8月3日(水) 天気:晴れのち曇り 作業人数:22名
 
 J-13・14では3層上面を検出中。M・N-16では3層の掘り下げを進め、石器が出土している。現場から300mほど東の道路法面に露出している玉髄原石の産状を見学。昨年の深掘区F-16aを利用して、実習生を対象に土層断面図作成の実習を行なった。

F-16aで土層断面図作成の実習

F-16aで土層断面図作成の実習
J-13・14
 前日に引き続いて2層を掘り下げ、3層上面の検出中。2層中より土器片41点、3層上面より土器片5点が出土している。3層上面の土器片には、昨年J-14aで比較的まとまって出土した縄文条痕土器に似たものがみられる。明日、調査区全面に3層上面を検出して精査し、遺構等の有無を確認する。

3層上面の検出作業風景(南東から)

3層上面の検出作業風景

3層上面の検出作業風景(手前の黄褐色土が3層)

3層上面で出土した縄文条痕土器
M・N-16
 調査区全面で3層上面を検出。その後、3層の掘り下げを進め、約5cm掘り下げた状態。3層上面で土器片9点、石器18点が、3層中で土器片3点、石器7点が出土している。これらの遺物の出土位置を記録して取り上げる作業を開始したが、激しい夕立により本日は中断。表土・2層の遺物については1×1mのグリッド一括で取り上げているが、3層以下の遺物については光波測定器等を使用して正確な出土位置を記録した上で取り上げる。
 昨年の調査で5層上面まで掘り下げたL-16の3層の層厚は25cm前後であるが、N-16では7cm程度しかない(木の根による撹乱を取り除いた部分の壁面の土層観察より)。このためN-16では、畑地として造成された際に3層の上部が削平されたものと考えられる。

3層上面の検出作業風景(南から)

3層上面の検出状況(南から)

3層の掘り下げ作業風景

3層上面・3層中の遺物出土状況(北から)

3層で出土した玉髄製の石刃

遺物の出土位置を記録して取り上げる作業