8月2日(火) 天気:晴れ 作業人数:21名
 
 J-13・14、M・N-16ともに2層の掘り下げを開始し、M・N-16では一部3層を検出している。本日は無風状態で日差しが強く、日除けのテント等を設置して作業を行なった。2003年の深掘区(P-13)では埋め戻しを完了した。

J-13・14の作業風景

M・N-16の作業風景

P-13深掘区の埋め戻し作業風景

作業風景(手前がJ-13・14、左奥がM・N-16)(南から)

夕食風景

出土した石器を囲んでのミーティング風景
J-13・14
 J-13では表土を掘り下げ、2層上面を検出。その後、J-13・14ともに2層の掘り下げを進め、約5cm掘り下げた状態。2層の層厚は10〜15cmである。表土・2層ともに土器片が散漫に分布している。明日、3層上面を検出して精査し、遺構等の有無を確認する予定。

J-14(手前):2層掘り下げ中、J-13(奥):2層検出中(西から)

2層の掘り下げ作業風景
M・N-16
 2層上面を精査し、幅約25cmで東西方向に延びる溝状の落ち込みを確認し、掘り下げた。畑の畝など、耕作による撹乱とみられる。その後、2層の掘り下げを開始し、約5cm掘り下げた状態。標高の低い北側を中心に3層とみられる黄褐色粘土層が検出されている。
 遺物は2層中で玉髄製の剥片など石器11点、土器片22点が、3層とみられる黄褐色粘土層の上面で石器3点、土器片1点が出土している。2層の土器片は調査区全域に散漫に分布するのに対し、石器は西側に集中しており、現代の耕作等に伴って西側造成地から投棄されたものと考えられる。一方、3層とみられる黄褐色粘土層で出土している石器は、微小な剥片なども含んでいることから、投棄されたものではなく、本調査区の3層ないしは4層に存在するとみられる旧石器ブロックに由来する可能性が高い。

2層の検出作業風景

2層上面検出状況(南から)、溝状のプランは耕作撹乱

3層上面の石器出土状況
投棄された2層の石器と異なり、微小な剥片を含む

2層中・3層上面の遺物出土状況(南から)と
ミーティング風景 西側(写真左)に石器が多く出土
来跡者(敬称略)
石黒 伸一朗 村田町歴史みらい館