8月5日(木)
天気 快晴
現場作業 8:20〜17:00

作業内容 I-16a・d、F-16aの2か所で層序確認のための深掘りを行なっている。昨年行なったP-12における深掘りの結果とあわせ、今後遺跡内の土層の堆積状況について検討を行なう。
南北トレンチ4区で表土除去を行なっているが、2区・3区に比べて遺物の分布は希薄になっている。今後1区の表土除去を行ない、分布の範囲を確認する。
作業の終了した1×1mの試掘調査区については、順次埋め戻しを行なっている。

I-16a・d 表土より1.4mまで掘り下げ、基本層序6層とその下位に2枚の地層を確認。土層の線引き作業中。
南壁土層断面

F-16a 表土より1mまで掘り下げ、川崎スコリア層を検出。
川崎スコリア層検出状況(南から) 北壁土層断面

F-14a 調査区平面図を作成。

南北
トレンチ
<2区>
3層の掘り下げ中。3層上面より土器片2点、石器2点、3層中より土器片2点、石器8点が出土している。旧東北歴史資料館試掘調査区の壁面清掃中に4層上面より石器2点が出土している。
<3区>
2層を掘り下げ、3層上面の検出中。2層より土器片23点、石器2点が出土し、グリッド一括で取り上げた。
<4区>
J-16fからH-16cまで表土除去を行ない、土器片9点、石器4点が出土。表土の遺物の分布は2区・3区付近を中心に南へ行くにつれて希薄になっている。
2区3層上面検出状況(北から)
右側が旧東北歴史資料館試掘調査区
3区2層掘り下げ作業風景
4区2層上面検出状況(北東から)


遺跡遠景(西から、手前に新川) 遺跡遠景(南から)
調査参加者

来訪者
(敬称略)
佐藤真生(東北学院大学大学院OB)

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